重イオンビームによって遺伝子の一部を欠損させた「コシヒカリ環1号」、そしてその「コシヒカリ環1号」から作られた「あきたこまちR」の問題について、この2年間近くにわたり、指摘してきました。なぜ、この問題にこだわらざるをえないかというと、遺伝子を破壊することで「品種改良」だというのが大きな欺瞞でしかないということがまずあります。そして、今、日本政府がこの技術を日本の育種の基幹技術に据えて、民間企業も含めて、世界に売り出していこうとしている、その政策によって、日本の種苗の遺伝資源の将来が壊されてしまうこと、そしてさらに世界に影響を与えかねないという懸念があるからです。 “勝算のない量子ビーム育種技術の国策化” の続きを読む
ラウンドアップ(グリホサート)の農薬再評価が日本でも始まる
世界でその危険性が嫌というほど指摘されている農薬にモンサント社(現バイエル社)のラウンドアップ(主成分グリホサート)がある。世界で最も使われた農薬とも言われ、その影響は甚大。この農薬を安全だとして、各国政府が使用を再承認する上で大きな役割を果たした論文が実はモンサントの社員が関わって作らせたことが曝露され、その論文は最近になって撤回された¹。EUでも安全性の根拠の文章はモンサント社内文書のコピペであることが曝露されている(モンサント・ペーパー)²。つまり、安全性は企業自身が作り出した研究によってでっち上げられ、その虚構を指摘する研究者は職を奪われる。つい最近もイタリアでグリホサートの危険性を包括的に研究していた研究者が職から追われた³。これほど露骨な操作をしていても、政府は安全だと言い続ける。 “ラウンドアップ(グリホサート)の農薬再評価が日本でも始まる” の続きを読む
