超加工食品への取り組みが世界で進行中

超加工食品問題に世界の注目が集まっている。日本でも、野菜が高い、時間がない。だから手っ取り早く食べられて比較的安価な超加工食品に手がいってしまう傾向は高まっているだろう。でも、超加工食品が健康や社会に与える影響は甚大だ。
 超加工食品は腎臓や肝臓への影響のみならず、死亡率、がん、精神疾患、呼吸器疾患、心血管疾患、消化器疾患、代謝疾患を含む32項目(71%)の健康指標との間に直接的な関連が認められると指摘する研究も発表されており¹、最近では認知機能の低下に関する研究も発表されている²。この問題への取り組みが一番進んでいる地域はラテンアメリカかもしれない。 “超加工食品への取り組みが世界で進行中” の続きを読む

「ゲノム編集」生物の検出方法がさらに精緻に

 「ゲノム編集された生物は自然界のものと区別することも検出することもできない。だから食品表示は課せない」と消費者庁は断言する。でも、それは本当に科学的な検証をした結果なのか? EUが委託した研究のダーウィン・プロジェクト(2024年1月〜2027年6月)は「ゲノム編集」食品の検出が可能であることを示している。 “「ゲノム編集」生物の検出方法がさらに精緻に” の続きを読む

グローバルな #StopUPOV キャンペーン、12月2日に

 今からちょうど60年前、大種子企業が世界の種子市場の独占に向けて、同盟団体を作り、民間企業による、民間企業のための国際条約を作った。それがUPOV条約。遺伝子組み換え企業の登場と共にその条約はより企業を利するものとなって、世界の国の種苗法を変え、農家のタネを奪い、多様なタネからわずかな種類のグローバル品種へと変えつつある。その勢いはもう全世界に及ぼうとしている。その動きに対抗しようという農民・市民の動きが今年12月2日に世界同時で計画されている。#StopUPOV “グローバルな #StopUPOV キャンペーン、12月2日に” の続きを読む