「あきたこまちを守る会」県民集会(秋田県秋田市)

「あきたこまちを守る会」県民集会 6月28日に秋田市で開かれた『「あきたこまちを作り続けたい」「あきたこまちを食べ続けたい」人のための県民集会』はすばらしいものだった。
 いくつもの重要な問題が提起された。たとえば食味が違う。特に甘味、粘り、硬さの点で食味が違うという声が「あきたこまちR」を試食した人から多く聞かれた。でも、それ以上に気になるのはこの暑い夏に耐えられるか、ということだろう。
 重イオンビーム放射線で遺伝子を損なった「あきたこまちR」と「あきたこまち」とのはっきりとした違いは塩基1つだけ、4億分の1の違いとなればほとんど同じと考えるかもしれない。でも、塩基の中にもキーストーンとなる働きを持つ塩基もある。その塩基が欠損したために生命としての維持能力に深刻な問題が出ることもある。おそらくそんな実例として「あきたこまちR」は今後記憶されることになるのではないだろうか? “「あきたこまちを守る会」県民集会(秋田県秋田市)” の続きを読む