朝日新聞がまた環境破壊企業礼賛記事を流す。ユーカリ植林は森ではない。

 朝日新聞が書くブラジル情報は絶対に信用してはならない。黒を白と言いくるめる記事を何度も見てきた。世界一生物多様性の高いセラードを破壊した農業開発、国際常設民衆法廷が人類に対する犯罪と判決を出した開発を「不毛の大地を緑の穀倉地帯に変えた奇跡の開発」と褒め称え、世界が数々の調査に基づき、牛肉生産をアマゾン破壊の原因として規制を強める中、その関係を否定する記事をまともな検証もせずに流し、さらに7月31日には「緑の砂漠」を作り出した日本の政府開発援助を使った事業から生まれた企業、セニブラを礼賛する企業広告としかいいようのない記事を出した。 “朝日新聞がまた環境破壊企業礼賛記事を流す。ユーカリ植林は森ではない。” の続きを読む

ユーカリ植林がSDGsという時代錯誤の全面広告。伊藤忠は世界の恥

 あまりの時代錯誤の伊藤忠の広告に呆れて言葉が出てこない。
 昨日、現在の気候危機や生物大量絶滅危機の直接的な原因を作り出した一撃が1970年代に南米で軍事独裁政権によって始められた新自由主義的政策であることを学習会で報告させていただいた。それらはユーカリ植林であり、セラード開発という形で進行した。それを可能にしたのが日本政府の政府開発援助であり、伊藤忠を含む製紙会社連合による投資だった。
 その学習会の翌日にこの伊藤忠による左右全面ぶち抜き広告が日経新聞に掲載された。あたかもユーカリ植林がSDGsであるかのように言いたげである。
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