農水省の食品安全性に関する有害化学物質・微生物調査について

 農水省が26日、今年度の「食品の安全性に関する有害化学物質及び有害微生物のサーベイランス・モニタリング年次計画」を公表した¹。

 特定の重金属、化学物質、微生物(カビ毒、ウイルス)などに関して、対象を限定して、食品の実態調査を行うものだ。
 注目するのは、お米の他に、ハチミツや飼料に含まれるカドミウムやヒ素が対象になり、またPFASも対象に上げられていることだ(対象となるのはPFOS、PFOA、PFNA及びPFHxSの4種類)。 “農水省の食品安全性に関する有害化学物質・微生物調査について” の続きを読む

10年で8割の牛乳をNon-GMOにしたドイツ

 今年を振り返る上で、畜産農家の苦境はその中でも注目が必要だ。政府の政策による苦境と言わざるを得ないのだけれども、政府の根本的な対処は表明されず。防衛費の何分の一で解決するのに。
 このままであれば畜産農家がいなくなる。もし、畜産農家がいなくなり、さらに原料ほぼ輸入の化学肥料もなくなった時、果たして日本はどうなるか考えてみてほしい。
 
 話は変わってドイツの話。ドイツではなんと8割近くの牛乳がNon-GMOだという。でもびっくりするのはこれはほんの10年の変化だというのだ。10年前はドイツでもNon-GMOの割合はわずか5%しかなかったとのこと。この10年にこれだけの変化があった。
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