10年で8割の牛乳をNon-GMOにしたドイツ

 今年を振り返る上で、畜産農家の苦境はその中でも注目が必要だ。政府の政策による苦境と言わざるを得ないのだけれども、政府の根本的な対処は表明されず。防衛費の何分の一で解決するのに。
 このままであれば畜産農家がいなくなる。もし、畜産農家がいなくなり、さらに原料ほぼ輸入の化学肥料もなくなった時、果たして日本はどうなるか考えてみてほしい。
 
 話は変わってドイツの話。ドイツではなんと8割近くの牛乳がNon-GMOだという。でもびっくりするのはこれはほんの10年の変化だというのだ。10年前はドイツでもNon-GMOの割合はわずか5%しかなかったとのこと。この10年にこれだけの変化があった。
VLOGの牛乳でのNon-GMOの割合
 人びとが「遺伝子組み換えでない」牛乳を求めだした結果、こうなった。74%の牛乳にドイツのNon-GMO認証であるVLOGがついていて、4.3%が有機。合わせて78.3%が遺伝子組み換え飼料を使っていない、という状況が作られた。それもわずか10年で。
 
 前メルケル首相自ら、遺伝子組み換え飼料ではない飼料を作る生産者を国内外に求め、確保することに動いた。この動きの基盤となったのが食品表示。食品表示は消費者が生産者を支える手段にもなる。
 しかし、日本では来年4月から「遺伝子組み換えでない」という表示がほとんどできなくなる。いったい、日本はどちらに向かっているのか? 日本政府は畜産農家も消費者もお構いなしで、遺伝子組み換え企業に貢ぎます、ということだろうか。

Almost 80 percent of milk in Germany is GMO-free
https://www.ohnegentechnik.org/en/news/article/almost-80-percent-of-milk-in-germany-is-gmo-free

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