また悲しいことに1人の先住民族の若いリーダーが殺された。11月1日、マラニョン州で森林破壊に対して守る活動を行っていた先住民族たちが襲われ、1人が死亡、1人が負傷した(1)。殺されたのはPaulo Paulino Guajajaraさん(写真)。その活動は注目されていて、インタビューなどでその活動は知られていた人であったこともあり、このニュースはあっという間に世界中に広まった(2)。 “アマゾンの森を守る先住民族がまた殺される” の続きを読む
「アマゾンが燃えている本当の理由を知っていますか」 ビデオニュース・ドットコム
自分じゃ恥ずかしくて絶対見たくないものを人に見て、というのもなんかとっても矛盾しているのだけど、先日収録されたビデオニュースです。
https://www.videonews.com/marugeki-talk/967/
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多国籍企業を罰せる国際条約、制定作業が進む
種子を奪い、水道を奪い、教育を奪い、年金を奪い、医療を奪い、卸売市場も奪い、気候変動を激化させ、多くの生物を絶滅に追い込み、人びとの命が奪われる。公共の富はどんどん多国籍企業に奪われていく。多くの人びとの生活はより厳しくなる。しかし、奪っている側は決して傷つくことがない。なぜならばそれを規制する仕組みがないから。 “多国籍企業を罰せる国際条約、制定作業が進む” の続きを読む
住友商事がスミフルの責任から逃げ出す
農薬の空中散布や労働者へのひどい扱いでさんざん問題視されてきた住友商事のスミフル、労働者が日本に告発に来て、記者会見をするというその同じ時間に、なんと住友商事はスミフルの株を売却するという発表を行った。なんという無責任な行動か? “住友商事がスミフルの責任から逃げ出す” の続きを読む
住友商事の子会社、スーパーCostcoが取引停止に
スーパーのCostco、フルーツを手がけるFyffesとの取り引きの停止を発表!
Fyffesは住友商事の完全子会社で、欧州、米国、カナダ、中南米などを中心にバナナ、パイナップル、メロン、マッシュルームを扱う青果企業。中米、特にホンジュラスでのFyffesによる農業労働者に対する人権侵害が続き、国際的に非難されてきた。今回のCostcoの対応はその非難を受けた措置。 “住友商事の子会社、スーパーCostcoが取引停止に” の続きを読む
多国籍企業による食の独占を阻む2つの国際的な取り組み
種子や水などの公共の富の私物化に走る多国籍企業、その活動を拡げるための自由貿易協定、ラテンアメリカで、アフリカで、そして日本を含むアジアでそのプロセスは進みつつある。この動きは止められないのか? “多国籍企業による食の独占を阻む2つの国際的な取り組み” の続きを読む
多国籍企業を規制する国際条約の制定をEUが妨害
世界をより危険な方向に導くものこそ、多国籍企業による政治の支配。多様性を確保しなければならない種子を単一のものに変え、世界の人びとにさまざまな慢性疾患を生み出し、世界の資源を独占し、環境を破壊し、格差を拡大し、地域紛争をもたらす。そしてそれを防ごうという人びとの動きを妨害する。
現在、日本の政治が国会を離れ、多国籍企業から首相官邸・規制改革推進会議などへの司令をもとに動いてしまっている実態も見えてきた。 “多国籍企業を規制する国際条約の制定をEUが妨害” の続きを読む
住友商事の子会社が人権侵害
バナナ・プランテーションにおける人権侵害は大きな問題となってきた。危険な農薬を浴びることによる健康被害、長時間労働、不払い、労働組合結成の妨害、最悪の場合には労働者の殺害まで多くの人権侵害が生まれてきた。 “住友商事の子会社が人権侵害” の続きを読む