Rio+20は何であったか?

日本環境法律家連盟の『環境と正義』(2012 10/11)に寄稿させていただいた。環境と法律の専門家の人たちと人びとをつなぐ貴重な存在として、これまでも『環境と正義』にいろいろ学ばせていただいている。ぜひ購読会員になることをお勧めしたい。購読申し込み

寄稿文章のブログでの公開の許可をいただいたので、その文章をここに掲載する。貴重な機会を与えていただいたことに感謝したい。
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セラード開発プロジェクトとモザンビークのProSAVANA

セラード開発は日本では「奇跡の成功」などと言われる。確かに入植者を拒んできた厳しい自然に打ち勝って大規模農業を発展させたということは事実だし、この間の穀物生産高でその成果を図るのであれば、それは確かに成功だったと言えるだろう。
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セラード開発を問う

日本とブラジルの関係を考える時、セラード開発問題を避けて通ることはできない。セラードとはブラジルの中央部にあるサバンナ地帯だ。この地帯で日本政府は政府開発援助(ODA)を使って大規模な農業開発を行ってきた。

しかし、このセラード開発をめぐる問題は日本の中で十分伝わってきていない。そこでこの問題について簡単にまとめてみた。 “セラード開発を問う” の続きを読む

ブラジルの核事故被害者から福島への連帯メッセージ

6月のRio+20に平行して開かれたCúpula dos Povos(ピープルズ・サミット)でブラジルの反原発運動が準備した反核テントでAVCésioという1987年にブラジルのゴイアニアで起きたセシウム漏洩事故の犠牲者によって作られた団体の代表、オデッソン氏(Odesson Alves Ferreira)にお会いした。 “ブラジルの核事故被害者から福島への連帯メッセージ” の続きを読む