ファクトリー・ファーミング(工場型畜産、超過密飼育)が危険なウイルスや病原菌の温床となるだけでなく、気候変動や人びとへのさまざまな慢性疾患の原因ともなることについて書いた。しかし、畜産自体を非難するとしたら大きな間違いとなるだろう。
アラン・セイボリーは地球の砂漠化を防ぐ唯一の方法は畜産の活用であると説く。現在、大地の3分の2で砂漠化が進行している。気候変動の最悪の事象の1つ。なぜ、畜産の活用が唯一の砂漠化の防止策となるのか?
公共財産守る力を束ね―食と農の転換を地方から
2021年はどんな年になるか、と聞かれれば、やはりこれまでにない変革のスタートの年になる、と応えたい。しかも、これまで長く続いた悪い連鎖を良い連鎖に変えるそのスタートの年に。
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鳥インフルエンザ、もう1つのパンデミックの解決策
新年早々、2020年最後に書いた続きから始める。
鳥インフルエンザも豚熱も近年になって急激に猛威を振るうようになってきた。その原因はわたしたちの毎日の食にある。わたしたちの食を変える時が来ている。遅すぎたということがないように。 “鳥インフルエンザ、もう1つのパンデミックの解決策” の続きを読む