日本の農薬村はモンサント(現バイエル)の農薬、ラウンドアップ(主成分グリホサート)の安全性は確認された、などと滅茶苦茶な情報を流しまくっているが、こんな状況は特殊日本的。海外ではその危険を伝える最新研究のニュースは続々と止まらないし、海外のホームセンターではラウンドアップは姿を消していたり、訴訟が山のように延々と続いている。
今回の話はヨーロッパの話。EUはグリホサートの使用を2023年に10年認めてしまったが、その承認が違法であるとして、ヨーロッパの市民団体が訴訟に持ち込んだのだ。歴史的な裁判になると期待が高まっている¹。 “グリホサートは脳内炎症、アルツハイマーの原因? 欧州司法裁判所への裁判に注目” の続きを読む
グリホサート残留ゼロの食品ラベル:農薬フリーな世界をめざして
食品へのラベル、世界ではいろんなものが生まれていることを示した(4月21日の投稿)。でも全然網羅できていない。その中でもこれ。モンサントの農薬ラウンドアップ(主成分名グリホサート)がないことを示すグリホサート残留ゼロのラベル(1)。
遺伝子組み換えの神話と真実
遺伝子組み換え企業が振りまく神話と、実際の科学者たちが検証した事実とがどれほど食い違っているか、解き明かした“GMO Myths and Truths”の第4版が届いた。 “遺伝子組み換えの神話と真実” の続きを読む
「グリホサートは安全」の虚構
欧州司法裁判所で10月1日に農薬の今後を決めるとても重要な裁定がなされた。
農薬は単独の有効成分だけではなく、その売られている状態における安全性が審査されなければならず、しかも急性毒性だけでなく、慢性毒性と発ガン性試験を行わなければならない、という内容(1)。 “「グリホサートは安全」の虚構” の続きを読む
今後のグリホサートの年齢別作物別被ばく推定量
日本政府はモンサントの農薬グリホサートの残留基準値を大幅に緩和する通達を12月25日に出した。そのことによって日本の住民は遺伝子組み換え大豆以上に小麦からグリホサートを摂取してしまうことになる。 “今後のグリホサートの年齢別作物別被ばく推定量” の続きを読む
日本政府、グリホサートの残留基準値を大幅緩和
これを卑劣と呼ばなくして何と呼ぶことができるだろうか? 日本政府はグリホサートの残留許容量を大幅に緩和するために6月にパブリックコメントを行い、8月から実施を見込んでいたものと思われる。 “日本政府、グリホサートの残留基準値を大幅緩和” の続きを読む