放射能被曝対策としてヨモギの可能性を考えている時に那覇近郊で薬草園を経営される方のお話を聞いた。それは家族が沖縄に避難した後、初めて沖縄を訪問した時だっただろうか(2011年)。 “沖縄と東電福島原発事故-その2 春ウコン” の続きを読む
沖縄と東電福島原発事故
福島東電原発事故の後、家族は沖縄に避難した。連れ合いと息子はどちらもステロイド治療をしており、免疫が人一倍弱い。その状態にわずかの被曝でも危険と考えざるをえなかったから避難するようお願いした。
沖縄と日本との関係を長く考えてきたつもりだけれども、このような形で沖縄に関わることは想像していなかった。琉球処分、日本の軍国主義の犠牲となった沖縄戦、そして戦後の基地の押しつけ、その上に家族の避難。本当にいいのか、何度自問自答したかわからない。しかしそれしか選択は見つからず、それ以来、沖縄と原発の問題、そして自分がどう関わるのか、問われ続けている。
一方、東電原発事故による放射能汚染という事態。避難できない高汚染地域の住む人びとのことを考えると胸がさらに苦しくなる。 “沖縄と東電福島原発事故” の続きを読む
アルゼンチン、遺伝子組み換え大豆の農薬噴霧で居住不能になった町
このように深刻な健康被害、環境破壊をして作られる大豆はヨーロッパや日本を含むアジアの家畜の餌やバイオ燃料として輸出される。彼らの被害は日本のわれわれと無関係でなく、彼らの苦しみはやがて家畜の肉を通じてわれわれの体にも入ってくるかもしれない。その意味でも他人事ではない。
スペイン語の翻訳をしていただいたものを以下に掲載する。
ブラジルと日本ー変わるべき関わり
過大評価と言われてしまうかもしれないが、日本はブラジルのあり方に大きな影響を与えたと考えよう。現在のブラジルでの市民生活の中で日本の影響は、少なくとも日本政府や企業の影響力は微々たるもので影響を与えているなどとはまったく感じられない。ブラジル社会で人目に付くのは日本企業ではなく韓国企業だし、貿易で存在感のあるのは中国だ。 “ブラジルと日本ー変わるべき関わり” の続きを読む