「ゲノム編集」トウモロコシ、新味のない新品種

 「ゲノム編集」の動きが慌ただしい。
 モンサント(現バイエル)と並ぶ米国の遺伝子組み換え企業ダウ・ケミカルとデュポンが合併してできたコルテバは「ゲノム編集」されたワキシーコーンを開発、リスク評価も規制もない生産を米国、カナダ、アルゼンチン、ブラジル、チリ各国政府が受け入れてしまった。 “「ゲノム編集」トウモロコシ、新味のない新品種” の続きを読む

「ラウンドアップは安全」という説がなぜ出てくるか?

 世界でラウンドアップ(グリホサート)に関する有害性の認識が高まり、禁止の流れが出ているのに、日本では逆に規制が緩和され、禁止してほしいと自治体などにかけ合っても、「安全な農薬で基準を守って使っている」などとして変えようとしないケースが少なくない。 “「ラウンドアップは安全」という説がなぜ出てくるか?” の続きを読む

化学物質が精子を滅ぼす?

 人間の精子は近年急激に減っており、このままの状態が続くと、無精子の男性が主流になってしまうという。その原因は内分泌撹乱物質(環境ホルモン)。わたしたちの日常を取り巻くさまざまな化学製品に入り込んでいる。PFAS、おもちゃや食品パッケージに使われる化学物質(フラルサンエステル)、化粧品に含まれるパラベンなど。実はラウンドアップの主成分グリホサートも内分泌撹乱物質と指摘されている。 “化学物質が精子を滅ぼす?” の続きを読む