遺伝子組み換え農業もラウンドアップも終わりが見えた

「9割近い遺伝子組み換え作物の終わりの始まり」ついに終わりが見えた!
 モンサント(現バイエル)を相手に闘ってきた弁護士アンドルー・キンブレル氏(Andrew Kimbrell)がインタビューで語る。キンブレル氏はモンサントと闘う運動の中心を担ってきた人と言っていいだろう。Center for Food Safety(CFS)というNGOを作り、数々の訴訟でモンサントを追い詰めてきた。その彼が現在のラウンドアップ訴訟をどう見ているか、この重要なインタビューで語られる(1)。 “遺伝子組み換え農業もラウンドアップも終わりが見えた” の続きを読む

遺伝子組み換え、農薬に関する日本の情報統制が解ける?

 なぜ日本は世界と真逆の動きになるのか? 世界で規制が進むラウンドアップ/グリホサート。日本は逆に最大400倍の規制緩和、販売量も増え続ける。その原因は日本国内での情報統制にあった。そしてそれが今、解け始めた? 日本も変わる!! “遺伝子組み換え、農薬に関する日本の情報統制が解ける?” の続きを読む

モンサントの農薬ラウンドアップのもう1つの虚偽広告

 モンサント(現バイエル)の農薬ラウンドアップに対する訴訟の中で注目すべき動きが3月末に生まれていた。それはモンサントのラウンドアップに関する虚偽広告に対する集団訴訟で、モンサント(バイエル)は原告と3900万ドルの賠償金とラベルを変えることを条件に和解に応じるというものだ(1)。 “モンサントの農薬ラウンドアップのもう1つの虚偽広告” の続きを読む

第1次世代の遺伝子組み換え産業の敗北を決定づけるジカンバ承認違法判決

 「巨大な勝利!」と米国の市民組織、食品安全センター(CFS)代表。米国連邦控訴裁判所が3日、モンサントがもちこんだ除草剤ジカンバの環境保護局による承認を違法とする判決を下した(1)。 “第1次世代の遺伝子組み換え産業の敗北を決定づけるジカンバ承認違法判決” の続きを読む

米国政府が支えるモンサント(バイエル)

 モンサント(バイエル)のラウンドアップに対する裁判がカナダやオーストラリアでも起こされ、さらにはトーゴーが禁止を決定するなど、ラウンドアップに対する世界の目はさらに厳しくなるばかりだが、米国政府は一貫してモンサントの渉外部として世界に干渉をし続けている。 “米国政府が支えるモンサント(バイエル)” の続きを読む

「グリホサートは安全」の虚構

 欧州司法裁判所で10月1日に農薬の今後を決めるとても重要な裁定がなされた。
 農薬は単独の有効成分だけではなく、その売られている状態における安全性が審査されなければならず、しかも急性毒性だけでなく、慢性毒性と発ガン性試験を行わなければならない、という内容(1)。 “「グリホサートは安全」の虚構” の続きを読む

遺伝子組み換えや農薬を包括的に避ける新たな民間認証制度

 明日、10月1日は何重にも腹立たしい日となる。消費税増税、さらにゲノム編集食品の解禁、今日はさらにゲノム編集を有機認証に含めるための検討会までを開いたという(リーク情報。今日の会議の情報はまだ届いていない)。安倍政権の国会無視は常態化しており、政策を私的な会議で決めてしまう。今回の会合に関しては開催の情報すら隠され、日本列島住民は一切蚊帳の外。最新情報がないのでなんとも断定はできないが、もし本日本当に開催されたのであれば、その独裁状況はさらにひどくなっている、と言わざるをえないことになる。 “遺伝子組み換えや農薬を包括的に避ける新たな民間認証制度” の続きを読む