「ゲノム編集」飼料後代交配種の方針あっさり転換

 本日、農水省で飼料に関する分科会が開かれた。またもや新たなバイエル(モンサント)の、ラウンドアップ(グリホサート)はもちろん、バイエルのバスタ(グルホシネート)、今、米国で大騒動になっているジカンバ、ベトナム戦争の枯れ葉剤の主成分の2,4-Dというなんと4つ悪名高い農薬に耐性のある遺伝子組み換えトウモロコシに加え、「ゲノム編集」飼料の届け出の変更などが承認された。
 あまりにあんまりな会議。オンライン会議と思ったら霞ヶ関まで出かけていかなければならない。直接聞けるならまだいいのだけど、通されたのはスクリーンにオンライン会議が映し出されているだけの部屋。それだったらインターネット通じて自宅で聴けるようにしてくれよ(要するに公開はできるだけしたくないんでしょう。どんな会議か知ったらみんな本当に呆れるから)。音声は聞き取りにくく、右翼の街宣カーや庁舎内に流されるラジオ体操の音に邪魔されるという環境。でも環境以上にすごいのが会議の中身。いつものことなのだけど、資料読み上げて、「意見ありませんか? ありません。どうもありがとうございました」、で基本終わるのだ。一言も話さなかった委員もいただろう。これに税金、いくらかけているのか? いや、そんなことない。「えん麦」か「エンバク」か統一せよというとても貴重な意見が出ていたではないか…(ため息)。これが世界でもっとも〇〇な日本の規制の実態。ニッポン、スゴイ!
 愚痴はここまでにして、大きな問題を書いておく。 “「ゲノム編集」飼料後代交配種の方針あっさり転換” の続きを読む