CRISPR-Casによる「ゲノム編集」(遺伝子組み換えVer.2)は意図しない傷をDNA以外のゲノムに残し、遺伝子発現に影響を与え、それは世代に渡って継承され得ることが明らかに(1)。
「ゲノム編集」は意図しないDNAの破壊を生むことがあると指摘されるが、この研究が示すのはDNAそのものの破壊ではない。DNAの変化によらない遺伝子発現の変化に関わるもの、つまりエピジェネティックな変化であり、世代に渡って影響を与える可能性がある。 “「ゲノム編集」は世代を超えて想定外の影響を与える可能性が明らかに” の続きを読む
遺伝子組み換え作物安全神話の崩壊: Bt毒素は20倍も有害
遺伝子組み換え作物の「安全」の虚偽がまた暴かれる。今度はBt毒素(殺虫毒素)が想定されていたよりも20倍も有害であることが明らかに。
「安全」と宣伝されていたものが実はきわめて危険であることが数十年かけてわかってくる。環境にも健康にもとっても安全と言われていた農薬が実は腸内細菌も土壌細菌も損ない、さらには発ガン性があるばかりか、数世代後にも影響を与えることがわかってくる。実はそうした危険は製造メーカーはすでにとっくに知っているケースが多い。でもそれは伏せて、販売しまくる。モンサントはラウンドアップの毒性を社内の実験で数十年前につかんでいながら、社外で危険性の指摘があると根拠がないとして攻撃し続け、「安全」神話を守り続けてきた。 “遺伝子組み換え作物安全神話の崩壊: Bt毒素は20倍も有害” の続きを読む