日本ではゲノム編集食品の流通が始まろうとしている。しかし、世界でゲノム編集は大問題になりつつある。なぜなら、その安全性に疑惑の目が向けられているからだ。でも、厚労省は10月からゲノム編集の届け出制度を開始するという。それ自体問題なのだが、それを伝える記事にも問題がある。 “ゲノム編集届け出開始? 見える形で反対を!” の続きを読む
大きなシナリオを変えるためのハンドブック
生きられる時間はあとわずかしかない、と宣告される。どうしよう? そんなはずはないから、疑い、別の判断を求めようか? それともその宣告を覆す方法を徹底的に探し、抵抗する? それとも残された時間を悔いのないように生きることに集中する? “大きなシナリオを変えるためのハンドブック” の続きを読む
ゲノム編集を進める日本政府:飼料にも解禁(パブコメ)
もはや言葉を絞り出すのがつらくなってくるのだが、政府のゲノム編集食品の解禁の動きが止まらない。今度はゲノム編集飼料解禁に向けたパブリックコメント。 “ゲノム編集を進める日本政府:飼料にも解禁(パブコメ)” の続きを読む
ゲノム編集食品を有機認証する?
唖然、ゲノム編集で遺伝子操作した食品をオーガニック認定する?
米国農務省(USDA)次官のGreg Ibachが7月にゲノム編集食品をオーガニック、有機食品として認めるように議論しようと下院農業委員会向けに発言し、大きな反発を呼んでいる(1)。 “ゲノム編集食品を有機認証する?” の続きを読む
ゲノム編集報道のおかしさ
「ゲノム編集でコムギの品種改良成功 小麦粉の品質向上も」(朝日新聞)「ゲノム編集でコムギ改良 雨でも発芽せず品質保持」(徳島新聞)熱狂的な見出しが躍る。 “ゲノム編集報道のおかしさ” の続きを読む
ゲノム編集の危険について
ゲノム編集によって狙ったとおりの遺伝子を破壊できたとしても、想定外のタンパク質が生成されることがあることはこれまで多くの研究者が目にしてきた(1)。この事実は研究者であれば周知のことだろう。日本でも理研の研究者が指摘している。 “ゲノム編集の危険について” の続きを読む
政府を呑み込むゲノム編集、遺伝子組み換え企業
農水省のゲノム編集に関するパブリックコメントの件、大きな勘違いをしていた。農水省の骨子は僕が考えていたよりもずっとひどいものだったということになる。 “政府を呑み込むゲノム編集、遺伝子組み換え企業” の続きを読む
「細胞農業」「細胞食品」に異議あり
世界はさまざまな意味で2極化の時代を迎えている。一方で有機農業・アグロエコロジーが拡がると同時に、その対極ではゲノム編集や合成生物学などを使って、人工食そのもの、工場で食を作るSFまがいの動きが急速に進みつつある。 “「細胞農業」「細胞食品」に異議あり” の続きを読む