PARC自由学校で「アクティビストのためのソーシャルメディア講座」の講師を引き受けることにした。
この間、社会問題を追うことと、社会運動の中で技術を使うこと(あるいは技術を使ってメディアを作ること)の二つを追ってきた。二兎を追う者は一兎をも得ずと言われそうだが、負け惜しみを言っておけばどちらもそこそこ成果を上げている。と言っても、どちらも社会的認知を受けるにはほど遠いから成果と言うにはあまりに乏しいものに過ぎない。僕は技術系の人間ではないのだが、だからこそ、現在の日本社会の中での技術のあり方については相当問題が見えるところもある。自分の非力ゆえに社会的認知が得られないのだが、現在の日本、企業社会も市民社会もともに持つ大きな問題もそこには横たわっている。
“情報コミュニケーション技術のあり方にもの申す” の続きを読む