究極の遺伝子組み換えと言われる合成生物学を使って作られた食品を流通させることは日本ではまだ議論さえできていないが、日本航空(JAL)は国際線で提供を9月から始めたという¹。
10月13日、この提供を中止するという知らせが入った。追記参照 “JALが合成生物学チョコレートを国際線で提供開始(中止決定!)” の続きを読む
合成乳製品が続々と:本当の食を守れるか、今は分岐点
本当の食を守れるか、それとも遺伝子操作された合成食が本当の食を駆逐してしまうのか、今はその分岐点。合成生物学や細胞培養によって作られた合成ミルクが急速に製品化されつつある。でも、その安全性は極めて疑問。合成ミルクから自然界に存在しない物質が検出されている。このままいけば、企業に独占される食によって、私たちは奴隷化されてしまうかもしれない。
フードテックと言われる技術のうち、細胞培養肉はコストや市場の拒否感もあって、スタートアップ企業が相次いで破産状態だが、一方で乳製品の代替の分野では大手が製品化を続けており、合成生物学とともに、今後、生産を急激に拡大する可能性があり、このままでは本当の乳製品を作る畜産業がさらなる打撃を受けてしまう可能性がある。 “合成乳製品が続々と:本当の食を守れるか、今は分岐点” の続きを読む