除草剤グリホサートEU延長承認賛成したドイツがグリホサートを禁止する?

 いや、もうほら見たことか、という動きになっているモンサントのグリホサートのEUでの使用延長をめぐるバトル。
 モンサントとバイエルは延長承認の後、ワインかビールで祝杯したかもしれない。でもさぞかしまずい祝杯だったろう。飲み終わった後は青ざめていたのでは? “除草剤グリホサートEU延長承認賛成したドイツがグリホサートを禁止する?” の続きを読む

グリホサートのEU5年使用延長はモンサントの終わりの始まり?

 モンサントの除草剤グリホサートの5年間使用延長がEUで通ってしまうと、日本では「やっぱりダメだ」的な反応になってしまうのかもしれないけど、たぶん、今後の動きはまったくその逆になると思う。 “グリホサートのEU5年使用延長はモンサントの終わりの始まり?” の続きを読む

人びとを汚染し続けるプランテーションバナナの未来は遺伝子組み換え

 フィリピン南コタバト州ティボリの先住民族は日本企業スミフルにバリケードを築き、農薬空中散布に抗議を行った。
 日本に来るバナナの9割近くを占めるフィリピン・バナナ。その最大生産地はミンダナオ島。日本市場は住友系のスミフルと伊藤忠系のドールが大半を占めるがこの2つの企業、現地では悪評が高い。中でも最大の問題は危険な農薬の空中散布。子どもたちの通学路や学校も影響を受けている。 “人びとを汚染し続けるプランテーションバナナの未来は遺伝子組み換え” の続きを読む

アルゼンチンの若者の叫び “出てけ モンサント”

アルゼンチンで進むモンサントの巨大な遺伝子組み換え種子工場の建設を止めるために、住民たちが座り込みの闘争を始めてから3ヶ月がたった。

この間に座り込む人びとに暴行、脅迫が加えられた。特に娘を亡くしてモンサントの遺伝子組み換え大豆の耕作による害を調べ、農薬の空中散布の規制を実現して、ゴールドマン環境賞を受賞したソフィア・ガティカさんには殺害脅迫まで届いている。しかし、誰としてひるむことなく、抵抗は続いている。

この抵抗に若者の音楽グループ、ペロ・ベルデが “モンサント 出てけ” という素晴らしい音楽で若者を鼓舞する。まずはご覧いただきたい。 “アルゼンチンの若者の叫び “出てけ モンサント”” の続きを読む