4月9日期限の枯れ葉剤耐性遺伝子組み換えなどのパブリックコメント

再び遺伝子組み換えの承認に関するパブリックコメントである。2月26日時点ですでに昨年承認した遺伝子組み換え農作物(生物)と同数の26を承認し、さらにパブリックコメントが続く。パブリックコメントを提出したからといって、承認が止まるわけではない。「市民の意見は聞きました」というガス抜きだけで、どんなに問題点を指摘しても、回答されるのは差し障りのない部分のみ。肝心な部分はパブリックコメントというブラックホールに吸い込まれてしまう(環境省によるパブリックコメントの報告[農水省も同文]こちらの出したコメントを比較していただければ一目瞭然)。こんなパブリックコメントを認めたくはない。一方で、問題ある遺伝子組み換えが何も知られずに承認されていくことはさらに認められない。

より多くの市民がコメントを送ることで政府も無視できなくなる状況を作っていくしかない。ということで今回も提出期限間近になってしまったが、コメントを書くことにする。

以下の文章を参考にして、ご自身のコメントを送られることを切に望む。以下の文章はご自由にお使いください。4月26日追記:4月24日付けで承認。詳しくはページ末尾に。

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遺伝子組み換え作物の相次ぐパブリックコメントに対して

日本政府の遺伝子組み換え作物の承認儀式が止まらない。次から次へと毎月のように海外では問題を指摘されている遺伝子組み換えも「安全」として承認されていく。マスコミはいっさいこの問題を報道することがない。遺伝子組み換えに関しては311前の原発と同じ「安全神話」がまだ続いていると言わざるをえない。

現在も3月6日と3月16日締め切りとする遺伝子組み換え作物に関するパブリックコメントが出ている(追記:3月6日締め切りの内閣府食品安全委員会宛のパブリックコメントは終了。農林水産省が同じ大豆に関して応用飼料の安全性確認申請のパブリックコメントを3月4日に開始している。末尾参照。こちらの締切は4月2日)。

ここではその問題に関する情報を整理してみる。コメントを送る際の参考となればと思う。
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