ブラジル政府が巨大ダム建設政策を転換?
もし、本当だとすると、これは時代を画する政策転換となる。ブラジルでは水力が7割以上のエネルギー源となっており、経済発展政策の中で、巨大ダムをアマゾンを中心とした地域に作り続けるのがこれまでの柱となってきた。いわば、核をエネルギーの核に据えてきたフランスがその政策を変えるに等しい大きな政策転換となる。 “ブラジル政府が巨大ダム建設政策を転換?” の続きを読む
社会を民主化するにはまず食から情報を民主化しよう!
ブラジル政府が巨大ダム建設政策を転換?
もし、本当だとすると、これは時代を画する政策転換となる。ブラジルでは水力が7割以上のエネルギー源となっており、経済発展政策の中で、巨大ダムをアマゾンを中心とした地域に作り続けるのがこれまでの柱となってきた。いわば、核をエネルギーの核に据えてきたフランスがその政策を変えるに等しい大きな政策転換となる。 “ブラジル政府が巨大ダム建設政策を転換?” の続きを読む
『抵抗と創造の森アマゾンー持続的な開発と民衆の運動』現代企画室 本日発売
第1章「アグロエコロジーがアマゾンを救う」を書きました。 “共著書『抵抗と創造の森アマゾンー持続的な開発と民衆の運動』” の続きを読む
ブラジルにはホームレス労働者運動(MTST, Movimento dos Tranalhadores Sem Teto)という運動がある。使われていない土地を占拠して、住居を要求する運動。MST(農村部労働者運動)が生産に使われていない土地を占拠して農地改革を要求する運動に触発されて作られた運動だが、知識人、文化人にも支持が広がっている。 “ブラジル・ホームレス労働運動で歌うカエタノ・ベローゾ” の続きを読む
ブラジルが遺伝子組み換えサトウキビを承認したことについて、その危険性について6月10日に少し書いた。
この承認、やはりプロセスにおいても相当大きな問題を含んだものであったことがはっきりしてきた。 “ブラジルでの遺伝子組み換えサトウキビ承認プロセスの問題性” の続きを読む
非常に落胆せざるをえないニュース。ブラジル政府の国家バイオセキュリティ技術委員会(CTNBio)は6月8日に遺伝子組み換えサトウキビの商業栽培を世界で初めて承認した。 “ブラジル政府、遺伝子組み換えサトウキビを世界で初めて承認” の続きを読む
アマゾンの森が、そしてそこに生きる人びとの生活が危機に曝されている。その原因は大豆である。残念なことに、そこに日本のわれわれの税金が関わっている。 “アマゾンを破壊するMATOPIBA開発計画” の続きを読む
反対者は殺し屋で殺す、そんな時代錯誤の暴力が続くブラジル北東部にオールニッポンが再び登場?
アマゾンの東縁を流れるアラグアイア川、トーカンチンス川水系をつないで、ブラジル内陸で生産される大豆をアマゾン河口に運搬するという巨大開発事業が進行中という。その開発事業計画に日本政府と民間企業がぞっこんらしい。 “日本の援助の墓場か? ブラジル北東部開発事業計画” の続きを読む
今回のワールドカップで世界に注目されるようになったブラジルの運動にMTST (Movimento dos Trabalhadores Sem-Teto)がある。ホームレス労働者運動。MST(Movimento dos Trabalhadores Rurais Sem Terra、土地なし農村労働者運動)の運動が都市のファベラに農村から追われてきた土地なしの人びとが放置された土地を占拠して、農地改革によって農地を得て農民になっていく運動だが、この運動から生まれた都市版の土地なし労働者運動と言っていい存在だ。放置された住居や空間を占拠して、住居を獲得していく運動(住居を獲得していく運動と書くと彼らの運動をかなり矮小することになってしまう。尊厳ある生活空間を獲得していく運動と言えばいいか)。 “MTST、ブラジル・ホームレス労働者運動” の続きを読む