ゲノム編集食品を避けるための民間認証制度?

来週火曜日からゲノム編集食品(=ゲノム破壊食品)が解禁され、一切表示されずに流通できるようになる。
 いよいよ4大遺伝子組み換えメジャーのコルテバ・アグリサイエンス(元ダウ・デュポン)がゲノム破壊トウモロコシを日本向けに輸出するために届け出を年内にするという。バイエル(モンサント)も続々と出してくるだろう。表示も規制もないのだから。行き詰まりを見せていた遺伝子組み換え企業が突破口をつかもうとしている。同時に日本の遺伝子組み換え食品表示も骨抜きに変えられようとしている。 “ゲノム編集食品を避けるための民間認証制度?” の続きを読む

NHKのゲノム編集特集番組について

 NHKクローズアップ現代がゲノム編集の特集。ゲノム編集食品の受け付け・流通開始が来週火曜日に迫る中、最低限の役割は果たしてくれたように思う。消費者の代表として日本消費者連盟の纐纈さんがゲストとして招かれていたこと、米国でも民間の遺伝子組み換え認証であるNon-GMOプロジェクトなどゲノム編集反対の見解を取材していたことは高く評価できる。

 でも、番組の内容にいくつかミスリードといわざるをえないNHKによる断定(これが当たり前の標準になりつつあるけど)がいくつもあったように思う。簡単に書いておきたい(ざっと見た印象なので正確な引用ではないが、ご容赦)。 “NHKのゲノム編集特集番組について” の続きを読む

日米の農民・消費者と環境を痛めつける日米貿易協定

 日米貿易協定の締結で、米国から大量の安い肉が入ってくる。遺伝子組み換え大豆もトウモロコシもぐっと輸入が増える。日本の農業にとって、日本列島に住む人びとの健康にとって災難であって、そんなことが許されるなんてとんでもない(許してはいけない)のだけれども、それでは米国の農家は果たして喜んでいるだろうか? “日米の農民・消費者と環境を痛めつける日米貿易協定” の続きを読む

ゲノム編集届け出開始? 見える形で反対を!

日本ではゲノム編集食品の流通が始まろうとしている。しかし、世界でゲノム編集は大問題になりつつある。なぜなら、その安全性に疑惑の目が向けられているからだ。でも、厚労省は10月からゲノム編集の届け出制度を開始するという。それ自体問題なのだが、それを伝える記事にも問題がある。 “ゲノム編集届け出開始? 見える形で反対を!” の続きを読む

大きなシナリオを変えるためのハンドブック

 生きられる時間はあとわずかしかない、と宣告される。どうしよう? そんなはずはないから、疑い、別の判断を求めようか? それともその宣告を覆す方法を徹底的に探し、抵抗する? それとも残された時間を悔いのないように生きることに集中する? “大きなシナリオを変えるためのハンドブック” の続きを読む