10月23日から25日、全米オーガニック認証基準理事会(NOSB)が開催中。今回のNOSBが気になるのは言うまでもなく、この理事会でゲノム編集食品を有機認証に含めるかについて議論がなされるからだ。 “ゲノム編集食品を有機に? 米国の動きに反対相次ぐ” の続きを読む
遺伝子組み換えのBt毒素が土に与える影響
土壌を健全に保つ上で不可欠な土壌微生物は化学肥料や農薬によって影響を受け、その散布によって土は傷んでいく。さらに遺伝子組み換え作物が土壌に与える影響が明らかになりつつある。 “遺伝子組み換えのBt毒素が土に与える影響” の続きを読む
GMO、ゲノム編集で使われる抗生物質耐性遺伝子が環境中にばらまかれる
遺伝子組み換え・ゲノム編集に組み入れられる抗生物質耐性遺伝子が環境中にばらまかれ、拡がっていることが明らかに! “GMO、ゲノム編集で使われる抗生物質耐性遺伝子が環境中にばらまかれる” の続きを読む
遺伝子組み換えをめぐる世界での攻防
2015年には28カ国あった遺伝子組み換え作物栽培国は2017年には24に減少。もはや先進国で遺伝子組み換え栽培国の増加が見込めなくなった遺伝子組み換え企業はアフリカやアジアに矛先を定める。アフリカは長いこと、遺伝子組み換えの押しつけをはねのけてきた。遺伝子組み換え食用作物を大規模に栽培しているのは南アフリカくらいに過ぎない。ブルキナファソは遺伝子組み換えコットン栽培を開始したが、品質が大幅に悪化したため、巨大な損害を被り、モンサントを告訴。その後、栽培を禁止した。そもそも気候が米国とは異なるアフリカで米国で開発された遺伝子組み換え種子がうまくいくと考える方がどうかしている。 “遺伝子組み換えをめぐる世界での攻防” の続きを読む
知らない間にゲノム編集の種子を買ってしまう危険
10月1日、厚労省がゲノム編集食品の届け出の受付を始めたが、10月9日、農水省もゲノム編集技術による生物(つまり農作物、家畜、魚、昆虫、微生物含む)の届け出を受付開始(1)。 “知らない間にゲノム編集の種子を買ってしまう危険” の続きを読む
米国でゲノム編集を有機認定することに大きな反対の声
今月23日から25日、全米オーガニック認証基準委員会理事会(NOSB)が開かれるが、本日10月3日までそれへのパブリックコメントが募集されている(1)。 “米国でゲノム編集を有機認定することに大きな反対の声” の続きを読む
日本政府は秘密裏にゲノム編集を有機に含めるのか?
昨日30日、ゲノム編集食品を有機JASに含めるかどうかの会議、やはり開かれたが、参加した検討委員のほとんどが反対だったとのこと。 “日本政府は秘密裏にゲノム編集を有機に含めるのか?” の続きを読む
遺伝子組み換えや農薬を包括的に避ける新たな民間認証制度
明日、10月1日は何重にも腹立たしい日となる。消費税増税、さらにゲノム編集食品の解禁、今日はさらにゲノム編集を有機認証に含めるための検討会までを開いたという(リーク情報。今日の会議の情報はまだ届いていない)。安倍政権の国会無視は常態化しており、政策を私的な会議で決めてしまう。今回の会合に関しては開催の情報すら隠され、日本列島住民は一切蚊帳の外。最新情報がないのでなんとも断定はできないが、もし本日本当に開催されたのであれば、その独裁状況はさらにひどくなっている、と言わざるをえないことになる。 “遺伝子組み換えや農薬を包括的に避ける新たな民間認証制度” の続きを読む