「ゲノム編集でコムギの品種改良成功 小麦粉の品質向上も」(朝日新聞)「ゲノム編集でコムギ改良 雨でも発芽せず品質保持」(徳島新聞)熱狂的な見出しが躍る。 “ゲノム編集報道のおかしさ” の続きを読む
トランプが世界を破壊するー遺伝子組み換え規制も撤廃?
トランプ米国大統領はゲノム編集の解禁に続き、従来の遺伝子組み換えの規制も撤廃するための大統領令に署名した。米国での遺伝子組み換えの規制は規制という名前に値しないものだが、それすらなくしてしまえば、いったいどうなってしまうのだろうか? 世界に与える破壊的な影響は大きい。 “トランプが世界を破壊するー遺伝子組み換え規制も撤廃?” の続きを読む
ゲノム編集の危険について
ゲノム編集によって狙ったとおりの遺伝子を破壊できたとしても、想定外のタンパク質が生成されることがあることはこれまで多くの研究者が目にしてきた(1)。この事実は研究者であれば周知のことだろう。日本でも理研の研究者が指摘している。 “ゲノム編集の危険について” の続きを読む
政府を呑み込むゲノム編集、遺伝子組み換え企業
農水省のゲノム編集に関するパブリックコメントの件、大きな勘違いをしていた。農水省の骨子は僕が考えていたよりもずっとひどいものだったということになる。 “政府を呑み込むゲノム編集、遺伝子組み換え企業” の続きを読む
アフリカを狙う遺伝子組み換え企業ーケニアのケース
遺伝子組み換え作物(GMO)の商業栽培は1996年に始まる。それ以来、毎年、耕作面積は増えてきたが、遺伝子組み換え企業のウソが次から次へとバレだして、しかも、遺伝子組み換え食品によると考えられる病気、慢性疾患に苦しむ人の数も激増し、拒否運動が世界的に拡がり、2015年にはついに耕作面積は前年度を下回った。2017年にはそれまで28カ国に及んでいた遺伝子組み換え耕作国は24に減った。世界では急激なスピードで有機農業・アグロエコロジーが拡大しつつある。 “アフリカを狙う遺伝子組み換え企業ーケニアのケース” の続きを読む
アルゼンチンでのモンサント法案との闘い
植物は土壌微生物との共生関係を作り出し、自身が成長するだけでなく、多様な生命の生きられる環境を作り出す。しかし、第2次世界大戦で莫大な量が作られた爆弾の原料である窒素化合物が戦後、化学肥料として世界の農地にばらまかれていく。その延長線上に遺伝子組み換え農業が出てくる。そして、遺伝子組み換え企業は世界の種子市場の独占をめざし、今やわずか4社が世界の種子市場の7割を独占するに至る。 “アルゼンチンでのモンサント法案との闘い” の続きを読む
チリでのTPP・モンサント法案との闘い
チリ下院がTPP11参加を承認、しかし、市民はこれを憲法違反として訴訟へ。
4月22日、チリ下院は賛成77、反対68でTPP11参加を承認。この後、上院での審議になるが、上院は下院以上に保守的であり、チリのTPP11参加がほぼ確定的となったとみざるをえないのだろう。(1) “チリでのTPP・モンサント法案との闘い” の続きを読む
ラウンドアップ(グリホサート)のない世界へ
モンサント再び有罪判決。今度はフランス。 “ラウンドアップ(グリホサート)のない世界へ” の続きを読む
