ラウンドアップ裁判が映画化

 なぜ、世界が禁止に向かうのか、なぜ日本ではそれが逆にバーゲンセールになるのか、そんな理不尽を象徴するのがモンサント(現バイエル)の農薬ラウンドアップ。
 あれこれ言うより、証言が重い。
「ラウンドアップは遺伝毒性がある」
「ラウンドアップを浴びたラットが、がんになった」
「ラウンドアップは多くの生物のライフサイクルに影響を与える」
「これらの事実をモンサントはすでにつかんでいた」
「モンサント社の内部文書にすでにこれらの事実が書かれていた」
「それにも関わらず、モンサントはそのことを使用者に伝えることを拒んだ」
「その危険を表示することを拒絶した」
 
 これらの事実はすべてドウェイン・リー・ジョンソンさんの裁判で明らかになったこと。
 
 メキシコやフランスは2024年までに禁止を公約。日本では今でもセール中。大学名誉教授がラウンドアップが有害だというのは陰謀論だと吹聴している。果たして米国での裁判のやりとりを彼はどう受け止めるのか? この映画を見て、彼がどう反応するのか、見てみたいものだ。
 
 映画INTO THE WEEDS: DEWAYNE “LEE” JOHNSON VS. MONSANTO COMPANYの予告編、わずか2分24秒で語る言葉の重さ。
 予告編だけでなく、本編みたいと思う(けど、日本では見る手段はまだないのか?
http://www.mongrelmedia.com/index.php/filmlink?id=f25e392c-c04b-ec11-a9d7-0edcbcd33718

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