「9割近い遺伝子組み換え作物の終わりの始まり」ついに終わりが見えた!
モンサント(現バイエル)を相手に闘ってきた弁護士アンドルー・キンブレル氏(Andrew Kimbrell)がインタビューで語る。キンブレル氏はモンサントと闘う運動の中心を担ってきた人と言っていいだろう。Center for Food Safety(CFS)というNGOを作り、数々の訴訟でモンサントを追い詰めてきた。その彼が現在のラウンドアップ訴訟をどう見ているか、この重要なインタビューで語られる(1)。 “遺伝子組み換え農業もラウンドアップも終わりが見えた” の続きを読む
第1次世代の遺伝子組み換え産業の敗北を決定づけるジカンバ承認違法判決
「巨大な勝利!」と米国の市民組織、食品安全センター(CFS)代表。米国連邦控訴裁判所が3日、モンサントがもちこんだ除草剤ジカンバの環境保護局による承認を違法とする判決を下した(1)。 “第1次世代の遺伝子組み換え産業の敗北を決定づけるジカンバ承認違法判決” の続きを読む
モンサントの決算は明るい未来を語るか?
モンサントは2018会計年度第1四半期決算が好調なのだそうだ。「世界から反対が高まって追い詰められてなんかいないんだ。モンサントが危ないなんて言うヤツは嘘つきだ」と言われそうだが、果たしてモンサントの未来は明るいだろうか? どう見ても真っ暗だ。 “モンサントの決算は明るい未来を語るか?” の続きを読む
ブラジルでジカンバ耐性GM大豆の栽培? メキシコでは最高裁を無視
大豆に関して厳しい話しを2つほど。どちらも問題はモンサント。モンサントはブラジルでジカンバ耐性の遺伝子組み換え大豆の栽培開始を射程に入れた、という話し。もう1つはモンサントはメキシコの最高裁にユカタン半島での遺伝子組み換え大豆の栽培を禁止される判決を受けたのだけど、それを無視してGM大豆の販売を続け、その結果、ユカタン半島で養蜂業を営む先住民族は採集した蜂蜜に遺伝子組み換え花粉が混じり、ヨーロッパでの市場を失ってしまっているという話し。 “ブラジルでジカンバ耐性GM大豆の栽培? メキシコでは最高裁を無視” の続きを読む
日本、新たにモンサントの遺伝子組み換え大豆3品種の承認へ
世界で遺伝子組み換え食品を断トツのトップで承認しまくる日本政府、また新たにモンサントの遺伝子組み換え大豆3品種の承認のためのパブリックコメント。 “日本、新たにモンサントの遺伝子組み換え大豆3品種の承認へ” の続きを読む
日本政府、またジカンバ耐性遺伝子組み換えの承認へ
また日本はジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆を追加承認しようとしている。このジカンバをめぐり、米国ではReuterが特集を組み、New York Timesなどのメディアもその甚大な被害やその訴訟について報道しているというのに、たぶん、日本のマスメディアは完全に黙殺だろう。 “日本政府、またジカンバ耐性遺伝子組み換えの承認へ” の続きを読む
TPPと遺伝子組み換え
TPPで遺伝子組み換え食品や食品表示義務はどうなるのか、よく尋ねられる。しかし、TPPが成立すれば脅かされるのは遺伝子組み換え食品表示に限られない。危険に曝されるのは食のシステム全体である。 “TPPと遺伝子組み換え” の続きを読む
日本の遺伝子組み換え承認行政の問題点
本日今年度第4回生物多様性影響評価検討会が農水省であり、傍聴してきた。
その感想を書いておこうと思うのだが、まず、昨年11月22日に行われた第2回生物多様性影響評価検討会 総合検討会の様子について以前書いたものを載せておく(少し編集済み)。 “日本の遺伝子組み換え承認行政の問題点” の続きを読む