タネから流通まで、そして食のあり方まで巨大企業が乗っ取る、国連を乗っ取り、各国政府の政策まで決めていく。今、そんな動きがはっきり見えてきた。遺伝子組み換え企業だけでなく、今やAI、ビッグデータ、インターネット企業、金融セクターが結びつき、この乗っ取りが動き出している。
国連は世界食料危機を契機に、食の政策については農民団体、市民組織に開かれた制度改革を打ち出し、小規模家族農業と生態系を守るアグロエコロジーの2つを柱する政策に大きく転換していた。世界で有機農業、化学肥料や農薬への規制が大きく進んだ。この流れを大きく変えるために、遺伝子組み換え企業=化学企業が中心となり、大きな企てをしている。 “多国籍企業による食のシステムの乗っ取り” の続きを読む
ビッグブラザーが田畑にやってくる
今の世界が直面する食と環境の危機を理解する上で必見のビデオ。
“ビッグブラザーが田畑にやってくる” の続きを読む
EUの判決を秘かに覆そうとする多国籍企業ロビーの実態暴露
「ゲノム編集」をめぐるEUの政策転覆に向けたロビー活動を暴く文書が明らかになった。名付けて「CRISPR文書」。
A Long Food Movement:食を取り戻すために
この20年は有機農業の20年といってもいい。有機市場は5.5倍近くに拡大し、多くの国が生態系を守るアグロエコロジーを政策に採用し、国連もその推進に転じた。化学肥料や農薬を減らす政策が各国で始まっている。 “A Long Food Movement:食を取り戻すために” の続きを読む
バイオテクノロジーか、アグロエコロジーか?
今、自然な食の生産に関わってきたすべての人たちと消費者に新たな挑戦状が突き付けられている。 “バイオテクノロジーか、アグロエコロジーか?” の続きを読む
インドの農民デモと日本
1月26日、インドで空前の規模の農民デモが行われた。日本のマスメディアも取り上げたので、そのニュースは日本でも多くの人が見たと思う。
そのインドの農民に支援のメッセージが、フィリピン、インドネシア、韓国などアジア、ブラジルなどラテンアメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、北米など世界中から送られている(1)。 “インドの農民デモと日本” の続きを読む
Wake-Up Callとしての新型コロナウイルス
世界が新型コロナウイルスを緊急の「Wake-up Call」だと呼んでいる。目を覚まして、われわれのあり方そのものを変えなければ大変なことになると言っているのだ。ただ単にこのウイルスだけの問題ではない。われわれの社会のあり方全体に関わりあることである。 “Wake-Up Callとしての新型コロナウイルス” の続きを読む
アマゾン破壊と日本(その6)アマゾン破壊と私たち
アマゾン破壊を止めて、アマゾンそして世界の未来の世代が生きられる環境を守るために何ができるだろうか? “アマゾン破壊と日本(その6)アマゾン破壊と私たち” の続きを読む