FOOD, INCはファクトリー・ファーミング(工場式畜産)の問題を扱ったドキュメンタリー(2009年)。すでにアップリンクなどで上映され、多くの人が見ているものだが、ファクトリー・ファーミングの問題をあらためて考えるために再び見た。
学び取ることができる要素に満ちたドキュメンタリーで、すべての要素を書き出すには膨大な時間がかかりそうなので、今回はファクトリー・ファームと食肉工場の労働者の問題に絞る。
“FOOD, INCーファクトリー・ファーミングでの労働問題” の続きを読む
社会を民主化するにはまず食から情報を民主化しよう!
FOOD, INCはファクトリー・ファーミング(工場式畜産)の問題を扱ったドキュメンタリー(2009年)。すでにアップリンクなどで上映され、多くの人が見ているものだが、ファクトリー・ファーミングの問題をあらためて考えるために再び見た。
学び取ることができる要素に満ちたドキュメンタリーで、すべての要素を書き出すには膨大な時間がかかりそうなので、今回はファクトリー・ファームと食肉工場の労働者の問題に絞る。
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日本政府は米国に先んじて枯れ葉剤耐性遺伝子組み換えトウモロコシ(ダウ・ケミカル)を昨年承認し、さらに今、これまた米国がまだ承認していないジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆(モンサント)を承認しようとしている(現在パブリックコメント募集中2013年3月6日まで。除草剤ジカンバ耐性ダイズMON87708 系統に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての御意見・情報の募集について)。
“モンサントのジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆承認にストップを!” の続きを読む
映画『世界が食べられなくなる日』(Facebookページ)UPLINKで公開前に見させていただいた。
“映画『世界が食べられなくなる日』” の続きを読む
ここ数年、南米を中心とした遺伝子組み換えによる社会、環境の破壊の問題について何度も書いてきた。それほど大きな問題が遺伝子組み換え技術をエンジンに引き起こされている。ここで簡単に振り返ろう。
“ファクトリー・ファーミングを終わりにしよう!” の続きを読む
ジャーナリストでベストセラー作家のマイケル・ポーラン教授のインタビュー、とっても示唆に富む。敗北に終わったカリフォルニア州での遺伝子組み換え表示住民投票の意味から、食の運動のあり方まで短いインタビューで語ってくれる(インタビューされたの住民投票の前。日本語字幕付き。Democracy Now!)
http://democracynow.jp/video/20121024-2
http://democracynow.jp/video/20121024-3
彼が語るエピソードがおもしろすぎる。 “マイケル・ポーランのインタビュー:求められる食の運動とは?” の続きを読む
TPPや貿易自由化論議でたびたび聞く「大規模農業とはたちうちできない」。しかし、本当にたちうちできないのか?
アグリビジネスが行う大規模農業はそれほど生産性の高い代物なのだろうか? “偽りの神話:「大規模農業とはたちうちできない」” の続きを読む
このように深刻な健康被害、環境破壊をして作られる大豆はヨーロッパや日本を含むアジアの家畜の餌やバイオ燃料として輸出される。彼らの被害は日本のわれわれと無関係でなく、彼らの苦しみはやがて家畜の肉を通じてわれわれの体にも入ってくるかもしれない。その意味でも他人事ではない。
スペイン語の翻訳をしていただいたものを以下に掲載する。
日本とブラジルの関係を考える時、セラード開発問題を避けて通ることはできない。セラードとはブラジルの中央部にあるサバンナ地帯だ。この地帯で日本政府は政府開発援助(ODA)を使って大規模な農業開発を行ってきた。
しかし、このセラード開発をめぐる問題は日本の中で十分伝わってきていない。そこでこの問題について簡単にまとめてみた。 “セラード開発を問う” の続きを読む