モンサント(現バイエル)のラウンドアップ(成分名グリホサート)をなくそうとする世界の動きはより確実なものになってきている。
グリホサートが与える広範な影響も明らかになってきている。米国の裁判ではグリホサートがガンの原因となったことが争点になっているが、人の健康に悪影響を与えるだけでなく、ハチや蝶の激減(1)、さらには土壌の中の微生物にも悪影響を与え(2)、そして害虫や病原菌への植物の防御機能にも悪影響を与えることが指摘されるようになった(3)。 “ラウンドアップをめぐる動向(デトックス・プロジェクト・ジャパン2周年)” の続きを読む
ビッグブラザーが田畑にやってくる
今の世界が直面する食と環境の危機を理解する上で必見のビデオ。
“ビッグブラザーが田畑にやってくる” の続きを読む
遺伝子組み換え作物やその農薬からの自由
モンサント(現バイエル)の除草剤ラウンドアップ(グリホサート)の使用禁止や遺伝子組み換え作物の輸入を止めること、これは日本でも多くの人が望んでいることだろう。それをメキシコのロペス・オブラドール大統領が昨年末、宣言した。 “遺伝子組み換え作物やその農薬からの自由” の続きを読む
みどりの食料システム戦略:みどりの政策とは何?
パブコメ締め切り迫る「みどりの食料システム戦略」について、「みどり」とは何で、「食料システム」とは何を意味するのかが大問題になる。なぜ、昨年の11月18日に最初の検討会開いて、ほんのわずかな時間の間で、しかも従来の政策を覆すような計画が作られてしまったのだが、農薬村からは抵抗は聞かれない。 “みどりの食料システム戦略:みどりの政策とは何?” の続きを読む
「みどりの食料システム戦略」パブリックコメント後編
2050年までに有機農業を25%に拡大する目標を設定した「みどりの食料システム戦略」の中間取りまとめに関するパブリックコメントの締め切り4月12日が1週間後に迫る(1)。これは今後の日本の社会に大きな影響を与える可能性が大なので、先日に前編を書いた(2)が、その続きを考えてみたい。 “「みどりの食料システム戦略」パブリックコメント後編” の続きを読む
「ラウンドアップは安全」という説がなぜ出てくるか?
世界でラウンドアップ(グリホサート)に関する有害性の認識が高まり、禁止の流れが出ているのに、日本では逆に規制が緩和され、禁止してほしいと自治体などにかけ合っても、「安全な農薬で基準を守って使っている」などとして変えようとしないケースが少なくない。 “「ラウンドアップは安全」という説がなぜ出てくるか?” の続きを読む
ラウンドアップ/グリホサートの規制と代替方法
ラウンドアップ(グリホサート)をなんらかしら規制、あるいは禁止を試みている国の数は42に及ぶ。最初はスリランカとエルサルバドルだった。農業労働者にCKDu(慢性腎不全)で命を落とす人が万単位となり、その主因として分析されたのがグリホサートだった。しかし米国政府の圧力によって、スリランカは一部緩和、エルサルバドルは議会が決めたのに禁止を実行できていない。
今、現在、完全に禁止している国はルクセンブルク。今年1月1日から完全禁止。タイやオーストリアも完全禁止を決めたが、まだ実行できていない。ベルギーは個人向けには禁止。すでに流通大手でも販売を取りやめたところはいくつも出ている(1)。 “ラウンドアップ/グリホサートの規制と代替方法” の続きを読む
モンサントとリン鉱山汚染
ラウンドアップ(グリホサート)の有害性についてはずいぶん勉強してきたつもりだったけど、まだまだある。今日、初めて、理解したこと。その前にまず、復習。植物や腸内細菌が持つアミノ酸を作る経路(シキミ酸経路)を損なう。これが大きな問題。さらにキレート効果を持っており、ミネラル分を剥ぎ落とす。ミネラル不足の原因を作る。そして、体内に入ると神経毒として機能する。ガン化のチェック機構を狂わせ、ガン化を防げなくしてしまう、精子の生育を妨げる…。
でもそれだけじゃなかった。グリホサートの化学式を見るとPがある。これはリン。グリホサートをどうやって作るためにはリン鉱山からリンを持ってこないといけない。ところがこのリン鉱山は多くの場合、ウランやラドンなどの放射性物質、ヒ素と混在している。つまり、ラウンドアップを作るために、地下に眠らせて置いてほしい有害な重金属がいっしょに引き出される。原発を作るためのウラン鉱山が実はこのリン鉱山も兼ねていることは多い。
だからラウンドアップは製品になって、それから環境を汚染するだけではなくて、製品作る前の原料を集める段階から環境を汚染してしまう。 “モンサントとリン鉱山汚染” の続きを読む