アグロエコロジーに転換しなければならない必然はいくつも語れるが一つが窒素の問題。
工業型農業は作物を育てる必須の栄養を窒素肥料として供給する。しかし、その窒素は硝酸塩となり、環境を犯してしまう。その汚染はもはや「時限爆弾」だと言われる。
Scale of ‘nitrate timebomb’ revealed
そしてその窒素肥料を作るには大量の化石燃料を燃やさなければならない。空気中の窒素を大量の化石燃料を使って取り出す。元は爆弾を作る技術だ。化石燃料の大量使用は気候変動を引き起こし、またいつか尽き果ててしまう。このモデルは転換せざるをえない。
EUは必死にその使用を規制しようと必死だ。そこに化学肥料を使わないアグロエコロジーの発展がまさに合致する。流れは変わらざるをえないだろう。