Rio+20に平行(あるいは対抗)して開かれるピープルズ・サミットには世界の市民組織が集まる。
中でも下記の会議に注目してほしい。
KARI-OCA 世界先住民族会議
先の記事でXingu+23に言及したが、ベロモンチダムのみならず、南米各地でダム、石油・鉱山開発などにより先住民族の生存が危機にさらされている。
その中で世界の先住民族がリオデジャネイロに集まり、議論する。日本からも沖縄から参加があると聞いている。
http://karioca-caravana.org/ (このサイトがKARI-OCAとどういう関係にあるのか今ひとつわからないが)。
会議の場所はリオ市街から離れたリオセントロの方に近い地域。
TENDA ANTINUCLEAR(反核テント)
TENDA ANTINUCLEAR(反核テント)にも注目(6月15日朝から終日予定)。
この会議にはブラジルで原発反対運動に取り組む各地の運動の他、ウラン鉱山、核廃棄場の問題に取り組む人たちも来る他、チェルノブイリからの若者の参加も予定されているとのことだ。日本からも福島県有機農業ネットワークの方たちをはじめとする人たちが参加して、福島の事故の経験を共有する予定になっている。
世界自由メディアフォーラム
世界社会フォーラムに集まる世界中のさまざまな運動と連携している自由メディアのフォーラムが6月16日〜17日にピープルズ・サミットで行われる。
Forum Mundial Mídia Livreのサイト
ピープルズ・サミット
最後にピープルズ・サミット。これは反核テントや世界自由メディアフォーラムが集う場であり、3万人の人がさまざまな会合を持つので、並列して扱うべき会議ではないが、ここに置いておく。
問題は英語での情報が出てない。ポルトガル語でも各会議の情報が出ていないなどの問題があって、実際、こちらにとっても現地に行かないと何もわからないのが率直な状況。追加: プログラムの一部がオンラインになった。ただし、ポルトガル語。膨大な数の会議がある。これで部分とは…。Veja a programação parcial da Cúpula dos Povos
とりあえず、後は現地で。