ブラジルで緊急ベーシックインカムがブラジル議会で承認された!
新型コロナウイルス重症化のメカニズムと危機に曝される南の人びとの命
新型コロナウイルスがなぜ怖いか、素人なりに理解につとめるわけだが、こんなところだろうか?
ウイルス侵入に感染された細胞はSOS信号、サイトカインを出す。サイトカインによって免疫細胞が活性化して、感染部に集まり、ウイルスを攻撃する。ここで多くの場合は感染が収まり、軽症で回復できる。でも、ここで収まらずに免疫の制御が失われてしまうと、サイトカインが出され続ける免疫システムの暴走状態、無限ループが発生することがある。いわゆるサイトカイン・ストーム。 “新型コロナウイルス重症化のメカニズムと危機に曝される南の人びとの命” の続きを読む
新型コロナウイルスによる危機 vs グリーン・ニューディール
新型コロナウイルスは南の国々にも蔓延し始めている。ワクチンも治療法も確立していない今回のウイルス、肺炎が深刻化して命を落とすケースが世界各国で報告されているが、ドイツなど人工呼吸器の設備が整っているところでは致死率がとても低い。一方、南の国の貧しい地方ではそうした機器がほとんど得られず、そうした地域で蔓延すればとんでもない数の犠牲者が出てしまう可能性がある。 “新型コロナウイルスによる危機 vs グリーン・ニューディール” の続きを読む
ウイルス、Web of life
Web of lifeという言葉がある。生き物たちはお互いにつながっていてそのつながりがあるから生きていくことができる。そのつながりが私たちやこの地球に持つ意味をあらためて考える必要がある。 “ウイルス、Web of life” の続きを読む
新型コロナウイルスが照らし出す日本の公共政策の貧困と差別
ウイルスには国籍も人種も性別も思想もない。等しくわたしたち一人一人を守れなければ、ウイルスは守られていない人びとを襲うだろう。そしてそこが新たな感染源となっていく。「一人も取り残さない」社会を作るというのは単に差別がない、倫理的に正しい社会というだけではなく、ウイルス感染の危険からも一番よく守られる社会でもある。 “新型コロナウイルスが照らし出す日本の公共政策の貧困と差別” の続きを読む
自家採種一律禁止は日本だけ!
種苗法改定、日本政府は農家の自家増殖一律禁止はグローバルスタンダードだと言いたいようだが、それは事実と異なる。
確かに植物の新品種の保護に関する国際条約(UPOV条約)では育成者権のある登録品種を農家は自家増殖することができないとされている。しかし、15条で例外が規定されており、締約国は合理的に育成者の権利を侵害しない範囲において農家の自家増殖認める品種を定めることができる。そして各国、それぞれその国で重要な作物の例外を定めている(表参照)。
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知財立国戦略と種苗法改定
日本政府は今後の日本経済発展の源泉を知的所有権に求めて、農水省は2015年に知財戦略2020を作りました。「農業とは情報産業である」とまで言っています。その中で、種苗の知的所有権を強めるために登録品種も大幅に増やすとしてきましたが、その現実はどうなっているか。増えるどころか逆に日本だけ登録品種が激減してしまっています。
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種苗法改定の問題点
2020年3月3日、種苗法の一部を改正する法律案が閣議決定されました。
どんな問題があるのか、十分な報道がないため、学習会など開いて、議論していかなければいけないのに、新型コロナウイルスのために相次いで学習会がキャンセルに。
それでも国会での審議は進んで行ってしまうかもしれません。苦肉の策としてプレゼンファイルを使ってビデオにまとめてみました。 “種苗法改定の問題点” の続きを読む