生物多様性及び及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム

 生物多様性及び及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)については追えてこなかったけれども、今月、コロンビアで第6回総会が開かれたという。その農林水産省の報告を見るだけでも、興味深い。 “生物多様性及び及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム” の続きを読む

グリホサートは妊娠期間を短縮する

 特に妊娠されている方、家族・知人がいる方は読んでほしい。モンサントの農薬、グリホサートは妊娠に悪影響を与える可能性が高い、ということ、そして日本では遺伝子組み換え食品だけでなく、昨年末にグリホサートを大幅規制緩和してしまっているので、今後、小麦などから大量摂取する可能性があるということ、だからそれを避ける食を選んで欲しいということ。 “グリホサートは妊娠期間を短縮する” の続きを読む

枯れ葉剤耐性遺伝子組み換えに対するパブリックコメント

また新たに枯れ葉剤耐性遺伝子組み換え作物が承認されようとしている。12月4日締め切りでパブリックコメントが募集されている。そのパブリックコメントのあり方がいかにおかしいかは前の記事、根本的におかしい日本の遺伝子組み換え承認行政に書いた。パブリックコメントでいくら問題を指摘しても無視される。そのまま出すのではブラックホールに批判を投げ込むだけに終わる。だから、ここで自分の批判をここに表し、どう政府が対応するかチェックしたいと思う。

以下、私のコメント。 “枯れ葉剤耐性遺伝子組み換えに対するパブリックコメント” の続きを読む

大豆の安全保障を!

大豆は言うまでもなく日本の食文化において要の位置を占める。大豆で作った味噌やしょうゆがなければ日本の食を成り立たせるのは難しいだろう。そして大豆は日本の農業の有機的なサイクルの一部をなす重要な作物でもあった。

しかし、近代の日本で大豆の生産は捨てられたままだ。富国強兵に走り、農村は貧困化し、大豆生産は落ちる。重要なタンパク源を失い、社会的騒乱を招くことも増えた。その危機的事態に対して、日本政府は農業政策を変更することなく、大豆を捨て続け、その代わりに、朝鮮半島を植民地化し、中国東北部に傀儡国家を打ち立てる。満州鉄道は別名大豆鉄道と言われたほど、日本は8割近い大豆を植民地体制で確保した。
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