モンサントの除草剤グリホサートの5年間使用延長がEUで通ってしまうと、日本では「やっぱりダメだ」的な反応になってしまうのかもしれないけど、たぶん、今後の動きはまったくその逆になると思う。 “グリホサートのEU5年使用延長はモンサントの終わりの始まり?” の続きを読む
EUグリホサートの5年使用延長を承認
11月27日、欧州委員会でモンサントの農薬グリホサートの8回目となる承認に向けた投票が行われ、棄権予定のドイツが賛成に回ったため、EUでグリホサートの使用が5年間延長されてしまった。 “EUグリホサートの5年使用延長を承認” の続きを読む
共著書『抵抗と創造の森アマゾンー持続的な開発と民衆の運動』
『抵抗と創造の森アマゾンー持続的な開発と民衆の運動』現代企画室 本日発売
第1章「アグロエコロジーがアマゾンを救う」を書きました。 “共著書『抵抗と創造の森アマゾンー持続的な開発と民衆の運動』” の続きを読む
原発と遺伝子組み換えの接点としてのウラン鉱山問題
原発と遺伝子組み換えに象徴される工業型農業の接点、いろいろあげられると思うが、その1つ、そしてそれ抜きにはどちらも成り立たないのがウラン鉱山かもしれない。 “原発と遺伝子組み換えの接点としてのウラン鉱山問題” の続きを読む
枯れ葉剤2,4-D耐性のコットン栽培、来年開始?
ついにベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の主成分2,4-Dに耐性のあるダウ・ケミカルの遺伝子組み換えコットンの栽培が来年から始まる可能性が高くなった。 “枯れ葉剤2,4-D耐性のコットン栽培、来年開始?” の続きを読む
人びとを汚染し続けるプランテーションバナナの未来は遺伝子組み換え
フィリピン南コタバト州ティボリの先住民族は日本企業スミフルにバリケードを築き、農薬空中散布に抗議を行った。
日本に来るバナナの9割近くを占めるフィリピン・バナナ。その最大生産地はミンダナオ島。日本市場は住友系のスミフルと伊藤忠系のドールが大半を占めるがこの2つの企業、現地では悪評が高い。中でも最大の問題は危険な農薬の空中散布。子どもたちの通学路や学校も影響を受けている。 “人びとを汚染し続けるプランテーションバナナの未来は遺伝子組み換え” の続きを読む
人類の最大の脅威としての抗生物質耐性菌の原因は遺伝子組み換え?
遺伝子組み換え食品を食べる時の最大のリスクの1つが抗生物質耐性菌の問題だと思う。現在、年間70万人、このまま増え続ければ2050年には年間1000万人が世界で抗生物質耐性菌で死ぬことになると日本政府を含むG7の各国政府は考えている。それではその原因は何か? G7の政府は語らないが、それは家畜を狭いところに押し込めて安い肉の大量生産を行うファクトリーファーミングであり、餌に使われる遺伝子組み換えと抗生物質が関係していることはほぼ間違いがないだろうと考える。 “人類の最大の脅威としての抗生物質耐性菌の原因は遺伝子組み換え?” の続きを読む
ラウンドアップと急性骨髄性白血病
モンサントの農薬ラウンドアップ(主成分グリホサート)が急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia、AML)との関連が米国政府の研究で発表され、大きな衝撃が生まれている。発表したのはAgricultural Health Study(AHS)で、米国の国立ガン研究所、国立環境健康科学研究所、環境保護庁、国立職業安全健康研究所の共同プロジェクト。AMLは急速に発達するガンであり、5年の生存確率は27%。 “ラウンドアップと急性骨髄性白血病” の続きを読む