日本政府はモンサントの農薬グリホサートの残留基準値を大幅に緩和する通達を12月25日に出した。そのことによって日本の住民は遺伝子組み換え大豆以上に小麦からグリホサートを摂取してしまうことになる。 “今後のグリホサートの年齢別作物別被ばく推定量” の続きを読む
日本政府、グリホサートの残留基準値を大幅緩和
これを卑劣と呼ばなくして何と呼ぶことができるだろうか? 日本政府はグリホサートの残留許容量を大幅に緩和するために6月にパブリックコメントを行い、8月から実施を見込んでいたものと思われる。 “日本政府、グリホサートの残留基準値を大幅緩和” の続きを読む
数値で見る農業モデルと種子
イデオロギー・思想の闘いは得てして不毛な結果しかもたらさない。実際に人びとの行動を変えるのはある具体的な事実であることが多いと思う。具体的な指標で比較した時、明確にその差が出る時、人びとの行動は変わっていく。
農業生産はどうあるべきか考えてみる。 “数値で見る農業モデルと種子” の続きを読む
欧州委員会、バイエルによるモンサントの買収に反対表明
欧州委員会が先週金曜日、バイエルによるモンサントの買収に正式に反対を表明した。 “欧州委員会、バイエルによるモンサントの買収に反対表明” の続きを読む
日本、新たにモンサントの遺伝子組み換え大豆3品種の承認へ
世界で遺伝子組み換え食品を断トツのトップで承認しまくる日本政府、また新たにモンサントの遺伝子組み換え大豆3品種の承認のためのパブリックコメント。 “日本、新たにモンサントの遺伝子組み換え大豆3品種の承認へ” の続きを読む
絶滅しつつあるプランテーションバナナと生物多様性の中に生き続けるバナナ
現在、店頭に並んでいるバナナの絶滅はそう遠くないと言われている。その原因はモノカルチャー。遺伝的にまったく同じバナナが大量生産される。そのため菌病により絶滅は確実視されている。かつて世界を独占した品種グロス・ミッチェルが終わりとなり、現在の品種のキャベンディッシュも何年持つかわからない。同じ過ちを繰り返している。 “絶滅しつつあるプランテーションバナナと生物多様性の中に生き続けるバナナ” の続きを読む
除草剤グリホサートEU延長承認賛成したドイツがグリホサートを禁止する?
いや、もうほら見たことか、という動きになっているモンサントのグリホサートのEUでの使用延長をめぐるバトル。
モンサントとバイエルは延長承認の後、ワインかビールで祝杯したかもしれない。でもさぞかしまずい祝杯だったろう。飲み終わった後は青ざめていたのでは? “除草剤グリホサートEU延長承認賛成したドイツがグリホサートを禁止する?” の続きを読む
グリホサートの終わりの始まり:EU5年間使用承認延長劇
モンサントの農薬グリホサートはEUでさらに5年間の使用が承認されてしまったけれども、これはグリホサート禁止に向かう大きなバネになりうると昨日書いた。 “グリホサートの終わりの始まり:EU5年間使用承認延長劇” の続きを読む