『日本の種苗政策とUPOV』について

 種子法廃止って何だったの? 種苗法改正はどうして行われたの? なんで野菜のタネはほとんど輸入なの? なぜ在来種が危機的なのに支援がないの? 「ゲノム編集」食品は農業をどう変えてしまうの? 来年から始められる重イオンビーム放射線育種米はどんな変化を日本の食にもたらす可能性があるの? 日本政府がモンサント法を他の国に押しつけているって本当? なんで報道されないの? ばらばらの問題としてではなく、まとめて点と点をつなげて考えると、そこにどうしていくべきか、大きな課題が浮かび上がってきます。
 『日本の種苗政策と UPOV−種子法廃止・種苗法改正、「ゲノム編集」から重イオンビーム放射線育種まで』という小冊子をまとめました(A4版36ページ)。4万5000字を超す原稿になってしまいましたが、これまでにないものができたと思います。

 
 なぜ、これだけ重要なものが語られないのか、しかも急務なのに。なかなかこのつながりが見えにくいところがあるのだろうと思います。日頃のSNSなどの発信だとバラバラにしか語れないので、冊子にすることで初めて表現できた部分があると思います。
 
 この冊子を発行するにあたり、一つお願いがあります。このような作業はまったく見返りのないものとなり、やればやるほど経済的には追い詰められてしまいます。こうした活動を続けるために、みなさんのご支援をお願いしたいのです。経済的に厳しい状況にある方はお金はなしで、メッセージだけでも構いません。余裕がある方は、少額で結構ですので、ご寄付いただければ大変助かります。ぜひ、以下からダウンロードして、この議論を拡げることにご協力ください。

https://project.inyaku.net/specialsupport

 どうぞよろしくお願いいたします。

 印鑰 智哉(食からの情報民主化プロジェクト)

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