ノーベル平和賞、残念! もちろん、アフリカでの紛争問題は厳しい状態にあり、エチオピア首相の受賞はそれはそれでその地域の人びとや周辺諸国にとっては朗報だろうし、事態がよくなることを望むけれども、僕としてはブラジル中心に先住民族を言葉の垣根も地域の垣根も越えて束ねる偉大なリーダーであるラオニさんがノーベル平和賞の候補になっており、その受賞を願っていた。もう何年も前から彼をノーベル平和賞に、というのがブラジルで生存の危機に追い詰められている先住民族の種族を越えた願いだった。 “ノーベル平和賞候補となった先住民族のリーダー” の続きを読む
知らない間にゲノム編集の種子を買ってしまう危険
10月1日、厚労省がゲノム編集食品の届け出の受付を始めたが、10月9日、農水省もゲノム編集技術による生物(つまり農作物、家畜、魚、昆虫、微生物含む)の届け出を受付開始(1)。 “知らない間にゲノム編集の種子を買ってしまう危険” の続きを読む
「グリホサートは安全」の虚構
欧州司法裁判所で10月1日に農薬の今後を決めるとても重要な裁定がなされた。
農薬は単独の有効成分だけではなく、その売られている状態における安全性が審査されなければならず、しかも急性毒性だけでなく、慢性毒性と発ガン性試験を行わなければならない、という内容(1)。 “「グリホサートは安全」の虚構” の続きを読む
米国でゲノム編集を有機認定することに大きな反対の声
今月23日から25日、全米オーガニック認証基準委員会理事会(NOSB)が開かれるが、本日10月3日までそれへのパブリックコメントが募集されている(1)。 “米国でゲノム編集を有機認定することに大きな反対の声” の続きを読む
日本政府は秘密裏にゲノム編集を有機に含めるのか?
昨日30日、ゲノム編集食品を有機JASに含めるかどうかの会議、やはり開かれたが、参加した検討委員のほとんどが反対だったとのこと。 “日本政府は秘密裏にゲノム編集を有機に含めるのか?” の続きを読む
先住民族の現代社会への貢献
先住民族を理想化、神秘化して描くつもりはないが、先住民族が人類に与えている貢献は巨大で、それをしっかり理解することは容易ではないことは確かだと思う。 “先住民族の現代社会への貢献” の続きを読む
遺伝子組み換えや農薬を包括的に避ける新たな民間認証制度
明日、10月1日は何重にも腹立たしい日となる。消費税増税、さらにゲノム編集食品の解禁、今日はさらにゲノム編集を有機認証に含めるための検討会までを開いたという(リーク情報。今日の会議の情報はまだ届いていない)。安倍政権の国会無視は常態化しており、政策を私的な会議で決めてしまう。今回の会合に関しては開催の情報すら隠され、日本列島住民は一切蚊帳の外。最新情報がないのでなんとも断定はできないが、もし本日本当に開催されたのであれば、その独裁状況はさらにひどくなっている、と言わざるをえないことになる。 “遺伝子組み換えや農薬を包括的に避ける新たな民間認証制度” の続きを読む
ゲノム編集食品を避けるための民間認証制度?
来週火曜日からゲノム編集食品(=ゲノム破壊食品)が解禁され、一切表示されずに流通できるようになる。
いよいよ4大遺伝子組み換えメジャーのコルテバ・アグリサイエンス(元ダウ・デュポン)がゲノム破壊トウモロコシを日本向けに輸出するために届け出を年内にするという。バイエル(モンサント)も続々と出してくるだろう。表示も規制もないのだから。行き詰まりを見せていた遺伝子組み換え企業が突破口をつかもうとしている。同時に日本の遺伝子組み換え食品表示も骨抜きに変えられようとしている。 “ゲノム編集食品を避けるための民間認証制度?” の続きを読む